- ホーム
- 1930・台湾烏山頭 ―水がめぐる平野の物語―
政治・経済
1930・台湾烏山頭 ―水がめぐる平野の物語― | ||
|
台湾の台南市が2020年に烏山頭（うさんとう）ダムを中心とするかんがい施設「嘉南大圳（かなんたいしゅう）」の着工100年記念として出版した絵本の日本語版です。 絵本は日本統治時代の台湾が舞台となる。金沢市出身の画家である主人公伊東哲（さとし）が、嘉南大圳建設に取り組む同郷の八田與一（よいち）技師から依頼され、施設の絵画制作に挑むストーリー。伊東は水の精霊である女神の助けを得ながら苦心の末、作品を完成させます。 台湾の作家で絵本の原作者謝金魚さんの金沢探訪記「伊東哲を探して」や伊東哲が描いた染色画《蝋描壁掛（ろうがきかべかけ）嘉南大圳工事模様》の図解などを収録。日本語版刊行にあたって、本紙で「人生、妙なり」を連載している作家一青妙さんの推薦文も掲載しています。
| ||
|