文化・民俗 辞典・学習参考書
石川ふるさと遺産

石川ふるさと遺産

 石川県内各地に点在する多彩な「遺産」の魅力をまとめました。
 「能登の里山里海」が2021年、世界農業遺産認定から10年を迎え、2020年に金沢の「縁付(えんつけ)金箔(きんぱく)製造」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことを受けて、「郷土の宝」をどう保存・継承していくかに力点を置きました。
 巻頭企画では著名人や有識者によるエッセーを中心として、豊富な写真やイラストとともに、世界農業遺産、無形文化遺産、日本遺産、いしかわ歴史遺産の価値を掘り下げました。
 第1部「郷土の宝をつなぐ」は、第一線の研究者らが遺産の価値を解きほぐします。「習俗」は加能民俗の会の小林忠雄会長、「文化景観」は東四柳(ひがしよつやなぎ)史明金沢学院大名誉教授、「自然景観」は石川県立自然史資料館の中村浩二館長と塚脇真二金大環日本海域環境研究センター教授、「技術」は山崎達文金沢学院大名誉教授が監修しています。
 第2部「わがまちの食遺産」は、石川県と県内19市町の食材や食文化の魅力を取り上げました。
 イラストはアマヤギ堂(金沢市)が担当しました。
  • 北國新聞社 編
  • A4判、552ページ、ケース付き上製本 定価19,800円(税込)
  • ISBN978-4-8330-2244-6

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