文学
茫昧の橋

茫昧の橋

 妻に先立たれ、作家として余生を過ごしていた洋介は、うら若き冬子との出会いに生きる希望を見出します。久しく諦めていた画業の夢が再び頭を巡り、洋介は冬子にとあるお願いをするのですが…。
 日本文藝家協会所属のベテラン著者による金沢を舞台にした小説です。表題の小説に加え、リストラ宣告を受けた男と貧しさに喘ぐ少女との人情譚「麻衣子の囁き」との2本立てで収録しています。
  • 五本松 昌平 著
  • 四六判、396ページ 定価1,320円(税込)
  • ISBN978-4-8330-2178-4

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