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加賀百万石・郷土史

回想の東善作 | ||
かほく市出身の飛行家東(あずま)善作の没後50年を記念した書籍です。 1930(昭和5)年に小型機で世界三大陸横断を成し遂げた偉業とともに、戦後は国内でウラン鉱探しに奔走した人物像を親類や関係者の証言でつづっています。 おいの高橋亘一(せんいち)さんが晩年の善作と過ごした思い出を述懐。善作が米国で重労働を重ねて飛行学校の学費を稼ぎ、飛行士免許を取った苦労のほか、ロサンゼルスから東京までを70日かけて飛行した快挙、金沢に凱旋(がいせん)した様子などを紹介しています。 かほく市を中心とした有志でつくる「東善作研究会」の金津五雄会長と蔵谷清元事務局長が寄稿し、善作を顕彰する「石川県紙ひこうき大会inかほく」(同実行委主催、本社共催)を始めた意義などを説いています。 善作自身が戦後につづった回想文も収録し、三大陸横断飛行中に不時着したベルギーで軍に一時捕捉された後、一転して歓待された思い出も載せています。
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