文化・民俗
いしかわの清流文化

いしかわの清流文化

 犀川や浅野川、手取川など石川県内の河川で育まれてきた淡水魚漁や食文化を紹介しました。藩政期に武士の心身鍛錬のため奨励されたアユ釣りをはじめ、2017年春、全国で初めて制定された金沢市の川筋景観保全条例など、郷土の河川がもたらす恵みの数々を掘り下げました。
 本書は清流文化をテーマに6つの章から成り立っており、第2章の座談会では小泉武夫東京農大名誉教授、綿抜豊昭筑波大教授、八田伸一県内水面漁業組合連合会代表理事会長、和田智子和田屋女将がカジカゴリ、アユ、イワナ、ヤマメ、サクラマスの料理法やエピソードを話し合いました。 このほか2年前に発生した手取川濁水問題で、柳井清治県立大教授らが現状分析と今後の見通しを示しています。トミヨやホタルの愛護団体の活動にも触れています。
  • 石川県内水面漁業協同組合連合会、石川県建設業協会 協力
  • A5判、オールカラー208ページ 定価1,650円(税込)
  • ISBN978-4-8330-2103-6

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