加賀百万石・郷土史
回想の八田與一

回想の八田與一

 台湾で烏山頭ダムを造った金沢市出身の八田與一技師の生誕130年を記念した書籍を発売しました。遺族による思い出話や当時の部下達の回想記など貴重な証言を紹介し、八田技師の青少年期から没するまでの素顔を伝えています。
 技師の長男晃夫氏の夫人である八田綾子さん、技師の五女の佐藤玲子さん、技師の初孫の深尾立さんら遺族だけが知る父、祖父の人となりを語っています。
 技師の部下では台中に導水路を建設した金沢市出身の磯田謙雄技師、米国の潜水艦に撃沈された大洋丸に八田技師とともに乗っていた宮地末彦技師らの回想記から、八田技師の仕事ぶりや遭難の生々しい姿を見ることができます。
 松田章一、中川耕二、伊東平隆各氏の寄稿や中川外司氏、長井賢誓氏の回想も収録しました。
 好評につき、増刷しました。
  • 北國新聞社
  • A5判、200ページ 定価1,528円(税込)
  • ISBN978-4-8330-2085-5

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