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文学
戦後70年 葭(よし)の髄(ずい)から天覗(のぞ)く

戦後70年 葭(よし)の髄(ずい)から天覗(のぞ)く

 海軍に志願し、死地に向かう仲間を見送った経験のある著者が、日本人らしい美徳を問いながら、戦中派としての思いをつづったエッセー集です。「終戦忌に因んで」「涅槃会に思う『大和』の最期」など、戦争について見聞きしたことを書いた「戦前・戦中・戦後」をはじめ、「日本人の心」「ふるさと」「芸との出合い」「硬骨屋電気屋寅さんの泣き笑い人生」など全13章からなります。
 長年送配電線工事を請け負う会社を経営してきた著者は、俳句結社の代表も務め、小唄や能楽を楽しむ粋人(すいじん)でもあり、収録したエッセーのテーマは多岐にわたっています。犀川の堤防にサクラを植樹する活動を続けており、文面からふるさとを愛する心も浮かび上がってきます。
  • 上村 彌壽男 著
  • 四六判、336ページ 定価1,833円(税込)
  • ISBN978-4-8330-2035-0

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