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椿の道を拓く ―金沢発・新品種開発の軌跡― | ||
半世紀にわたった育種の成果をまとめた。色や形など多様な82種が掲載され、作出の際のエピソードも語られている。 著者は20代半ばから交配を重ね、8月に花開く「金沢魁(さきがけ)」など開発した74種を農水省に登録し、8種を申請している。 一般に普及している秋咲きの園芸種は、幕末の加賀藩で作られたと伝わる「西王母(せいおうぼ)」ぐらいだが、千田さんは40種余りの作出に成功した。花器にいけやすい小輪種も多く生み出している。これら新品種を茶花用、庭園専用、庭園用、小品用、盆栽用の用途別に収録した。 巻末で和洋の空間に映えるいけ方、アレンジメントも提案している。
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