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宗教・思想 時鐘舎の本


いのちの旅 | ||
富山市の作家・詩人で浄土真宗の宗祖親鸞(しんらん)を敬慕する青木新門氏が、納棺夫として葬儀現場で3千体の死者と接し、仏教の世界を分かりやすくひもとき、病める現代人の心の闇に光を注ぐ随想50話を収めている。 日本各地を旅する著者が現地で出会った人々や古人の足跡を通して生死や仏教をつづり、死から目を背け生のみに価値を置く日本人の在り方を問う。良寛や正岡子規、宮沢賢治、金子みすずら古今の歌人、詩人らの半生とその作品に込められた思いをくみ取るくだりは滋味深い。 本書は北國・富山新聞にて連載が始まった2010年1月から2011年1月までの随想の一部を加筆し、一話ごと心に染み入る青木氏の言葉から始まる構成とした。好評につき、増刷した。
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